当協会では、カテゴリー毎の部会制という組織体制の下で、それぞれの専門性を活かし活動をしております。
室内安全対策部会では、内閣府が想定する巨大地震被害想定の減災目標に寄与するべく、
一人でも多くの助かるべき命を助ける為の活動を行っています。
家具の下敷きなって圧死した人が多かった阪神淡路大震災(818gal震度7相当)の再現波実証実験をクリアしたダンパー機能付き家具店防止器具(協会認定商品)を用いて、
減災目標を具現化する人材を育成するべく「地震対策屋内診断士」の認定資格研修プログラムの受講生を広く募集しています。
研修プログラムでは、危険度を3段階で評価・報告する室内安全診断レポート能力と課題を解決する認定商品の施工技術を学んでいただきます。
地震対策屋内診断士の資格は、以下の通りです。
資格名 | 資格の内容 | |
3級資格者 | オフィスや住居での地震に対する危険度を診断し、家具類や家電などの転倒・落下・移動を防止するためのアドバイスについて、診断レポート作成能力とお客様に危険度と改善案を提案する能力を有する資格です。 | |
2級資格者 | オフィスや住居での地震に対する危険度を診断し、家具類や家電などの転倒・落下・移動を防止するためのアドバイスについて、診断レポート作成能力とお客様に危険度と改善案を提案する能力を有し、現場の状況に応じた判断力と施工能力を有する資格です。 |
巨大地震が起きたとき、一番大切なことは「命を守ること」。
近年の地震による負傷者の30~50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。
部屋や廊下に転倒・落下物を置かないことが一番の安全策ですが、現実には難しいもの。下敷きにならないよう家具類を配置したうえで、転倒防止器具で対策を行えば、ケガのリスクを大きく減らすことができます。
家具類は、動いたり倒れて下敷きになったり入口をふさがないよう配置しましょう。入口までスムーズに動けるように、部屋や廊下に置くものをできるだけ少なくして、避難ルートを作っておきましょう。
ものを減らす。工夫して収納する。散らかったら片付ける。
そんな当たり前のことが、室内の安全性を高めます。
普段から整理整頓をして、必要なものだけを置きましょう。
家具の移動や転倒によるケガや死亡を防ぎ、避難ルートを確保するためにも転倒防止対策を行いましょう。
近年は、家具や壁に穴を開けなくてもできる家具・家電の転倒防止器具が販売されています。
器具を購入するときは、実験等で効果を検証した商品を選び、正しく取り付けましょう。
当協会の室内安全対策部会では、家具の転倒・家屋の崩壊で最も被害が大きかった「阪神淡路大震災」を教訓として、震度7の直下型の地震が発生しても家具類の移動・転倒を防ぐ事で「生命を守る事に寄与できる器具」を評価し、「一人でも多く助かる生命を助ける」為にその有効性が認められる商品又はサービス等(以下「商品等」)について当協会の推奨品等として認定し、認知拡大を図る目的で認定書を付与します。
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