代表挨拶

 現在、日本列島は千年に一度の地震活動期にあり、政府をはじめ多くの企業、団体が防災に注力していることはご承知の通りです。しかしながら想定されるリスクは多様を極め、すべての対応は道半ばでもあります。また巨大地震は、間近に迫っているとはいえ現在の科学技術では、いつどこに発生するかわからないのが実情です。

 そのようなリスクの中で、企業や個人が今すぐできる「命を守る行動」の一つに「家具等の固定、ガラス飛散防止」と「生命に係る防災備蓄」があります。しかし「家具等の固定」の器具は、規格や業界団体がなく正しく普及が進んでいない分野です。また、「防災備蓄品」の質と量的な「適正化」という点でも不充分な状況です。その理由には情報の不足と、啓発活動を継続するビジネスの仕組みが無いことが挙げられます。

 そこで当協会は、企業の「事業継続計画(BCP)」の要である従業員とその家族の安全のための啓発活動として、協会専属講師や協会認定特別講師による「防災啓発セミナー」を実施します。またセミナーやホームページで具体的な製品情報や専門事業者の紹介を通し、利用者への情報提供と共に、防災に係る業界の持続可能な発展に寄与します。

 

 

2017年11月1日

一般社団法人 事前防災推進協会

代表 横山 哲志

防災士 №0790970

お知らせ

事前防災推進協会は多くの方々のご協力により、2016年7月11日、一般社団法人の登記が完了いたしました。

 

2017年9月より、新代表理事に横山哲志が就任いたしました。


事前防災の定義

中央防災会議(平成26年3月)作成の大規模地震防災・減災対策大綱(案) によると「事前防災」について以下のように分類されています。

  1. 建築物の耐震化等
  2. 津波対策
  3. 火災対策
  4. 土砂災害・地盤災害対策
  5. ライフライン及びインフラの確保対策
  6. 長周期地震動対策
  7. 液状化対策
  8. リスクコミュニケーションの推進 
  9. 防災教育・防災訓練の充実
  10. ボランティアとの連携
  11. 総合的な防災力の向上
  12. 地震防災に関する調査研究の推進と成果の防災対策への活用

また、1.建築物の耐震化等 の項は以下のように細分化されます。

 

  • 住宅その他建築物の耐震化の促進 
  • 耐震化を促進するための環境整備 
  • 公共施設等の耐震化 
  • エレベータ内の閉じ込め防止技術の導入促進 
  • 家具等の固定、ガラスの飛散防止 
  • 屋外転倒物・落下物の発生防止対策 
  • 専門家・事業者の育成

このように、多岐に渡る「事前防災」の中には、国家や自治体主導で進行している事や別の業界団体で進んでいる事があります。そこで当協会は一般企業や個人が継続して実行可能な以下の四項目の実現を目指します。

  • 家具等の固定の普及
  • ガラスの飛散防止の普及
  • 複写機や事務用機器の移動転倒対策の普及
  • 事前防災の普及に関連する情報の提供 

 当協会では、これらの目的達成のために情報の発信と共有の基盤を構築し、継続的な事前防災の普及と事前防災関連事業の情報交換を推進します。 

啓発チラシのサンプル